腱断裂,靭帯断裂の治療期間|スポーツ復帰

 腱といえばアキレス腱が有名ですが,アキレス腱断裂も正常歩行に最低2ヶ月.スポーツ復帰は半年程度必要です.

 前十字靭帯手術後はスポーツ復帰までおよそ8ヶ月,競技復帰には1年弱が目安になっています.

 膝蓋腱は大腿四頭筋に直接つながっているので,術後早期の筋力訓練もままならず、リハビリがさらに大変です.

 膝蓋腱は前十字靭帯の約3倍の太さで5倍の強度があり,そう簡単に切れることはありませんが.ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎)やオスグッド病などでお皿の下まわりの痛みを放置していると,切れることがあります.スポーツ外傷以外では透析患者さんの中に,何もしていないのに歩行中に切れる、自然断裂を時々見かけます.

 今年の冬は冷え込みが長引き,アキレス腱を切る方が少なくありません.入念なウォームアップとストレッチが必要です.春までもう少し…

ランニング・スタイル 2010年4月号 Vol.22

ランニング・スタイル 2010年4月号 Vol.23

 今号のナン君におまかせ!ランナーのための痛み解消クリニックでは,ランニング中の下腿部の痛みについて解説.

 ふくらはぎの筋肉が攣ったり,着地時のスネの骨が痛むときの対処法,ケガの予防のストレッチ,ワークアウトについて図説しています.(発売日:2010.3/9)

酸素ケーブルがはずれた???┃電子カルテと格闘中

 この2週間は新電子カルテと格闘し、ブログの更新もままならない状態。

 新システム導入に当たっては、トラブル続き.中でも最大のトラブルはLANケーブルの接触不良という、初歩的ミス。

 以前麻酔科研修で、患者さんの麻酔をかけている際、血中の酸素濃度が下がってアラームが鳴ったものの、原因がわからず、指導医をあわてさせたことがあります。酸素の配管が外(さ)れていただけなのですが、麻酔の導入(開始)時は大丈夫だったものが、途中で配管が外れることは想定外。別の指導医が訓練のため、配管をはずしたらしいことをあとで聞かされた。

LANケーブルが外れてたくらいでは、ブログねたにもなりませんね。

電子カルテシステム更新 富士通

 レセプトオンライン請求義務化に伴い,電子カルテシステムをH22年3月1日より富士通の電子カルテシステム HOPE/EGMAIN-CXに更新します.

 月初,保険証の確認,レセプト点検等,事務作業の増大も重なり,お待たせすることがあります.ご理解のほどよろしくお願いいたします.

 電子カルテシステム HOPE/EGMAIN-CX : 富士通

電子カルテシステム 富士通: HOPE/EGMAIN-CX

電子カルテシステム HOPE/EGMAIN-CX : 富士通 新年度から施行されるレセプトオンライン請求義務化にあわせ,開業以来慣れ親しんだ電子カルテシステムProfessional Doctor富士通の電子カルテシステム HOPE/EGMAIN-CXに更新すべく,日夜格闘中です.

 電子カルテを更新する理由は冒頭に述べたとおり,新年度から施行されるレセプトオンライン請求義務化
 10年来使っていた電子カルテシステムProfessional Doctorでもレセプトオンライン請求には対応していますが,Microsoft Accessベースで,かなり煩雑.というか,よほどPCに長けたSEもどきの職員(またはDr)でないと,レセプト返戻処理までこなすのは不可能です.(新電子カルテの富士通の人もMicrosoft Accessでここまでできるのかとびっくりしてました

 ITバブルの真っ最中に決定された”レセプトオンライン請求義務化”.数年前からわかっていたことですが,官公庁が発注したIT関係のシステムが年間数件しか使われていないシステムも許容される中,医療だけは例外のようです.撤回訴訟もみられますが,背に腹は変えられません.

 紙カルテから電子カルテに移行するよりも,PCを二台並列で処理する大変さをしみじみと感じている今日この頃です.
 来月から富士通の電子カルテシステムで運用を始めさせていただきます.ご来院いただく患者様にはご迷惑のかからないようストレス(富士通の電子カルテ?)と戦いながらがんばります.
 電子カルテの新旧比較については,後日,落ち着いたところで稲毛整形外科ホームページにupしたいと思います.