日本代表は浮かばれない

 日本水泳連盟は12年ロンドン五輪までアシックス、デサント、ミズノと契約。

代表選手は北京五輪でスピード社の水着を着ることはできないらしい。

今年に入って樹立された長水路の個人世界記録18個のうち、実に17個をスピード社の水着を着た選手がマークし、現在も記録を世界記録大量生産中。

100分の1秒を争う競泳。このままでは日本はまず浮かばれない。

 

Speedoの最新スーツ「LZR RACER®」の世界記録更新はSpeedoのサイトから。

4/15から限定受注も受付が始まっていますが、日本発売は今冬以降。今年の夏はいち早く手に入れた選手の独壇場!

日本の水泳界も新記録ラッシュとなりそうです。

ハイテク水着開発の歴史

「スピード水着」世界新連発 五輪控え開発競争熱く asahi.comの記事から

サメ肌水着(2000年)

スピードはミズノと共同開発したサメ肌水着で、シドニー五輪金メダル総数の6割にあたる31個を獲得した。サメ肌水着は0.5mmの溝が1mm間隔で並んでおり、小さな渦を起こし、抵抗を増やす大きな渦を打ち消すとうたわれた。

全身水着

自由形のスターだったイアン・ソープ(豪)が着用した全身を覆うブラックスーツも話題を呼んだ。この水着で、体を覆った方が肌を露出するより抵抗を抑えられると広く認識されるようになった。

カワセミ

カワセミの羽毛構造をヒントに表面に凸凹

シームレス NASAと開発した縫い目のない水着

最新水着(2008)

流線型

アシックスやデサントは、水の抵抗が少ない体の流線形を保持しやすくする水着で勝負

ジェル

ミズノは魚類最速と言われるカジキをヒントに、生地表面の水をジェル化する素材を使うことで表面を流れる水との摩擦抵抗を減らす水着を発表

SPEEDO LZR RACER

注目を浴びているのはNASAのデザイン技術を使ったシームレスなウルトラソニック繊維水着。テストで分かった同社の水着の特徴は体が浮きやすくなること。特に飛び込んだ直後に足が沈まないため、タイムのロスが少ないという。百メートルで0・5秒、二百メートルで1秒も違う。国際水泳連盟公認のLZRは他社にもコピーを薦めている。

人工筋肉

人工筋肉とはイオン導電性高分子膜(高分子の有機化合物で作られた膜)のことで、電圧をかけると収縮するらしい。

シリコーンゲルで作ったレンズをこの人工筋肉で引っ張ってレンズの厚みを調節する。今までの部品の半分の厚みとのこと。

構造そのものがまるで人間の目と同じになっていて、技術の進歩にびっくり。

携帯に人工筋肉と人工レンズが入っているなんて信じられます?

まあ、人が作ったものは何でも人工○○ですが・・・

高分子アクチュエーター(人工筋肉)研究開発のイーメックス(大阪府吹田市)の記事から

医療事務のページ追加

稲毛整形外科千葉スポーツクリニックホームページにレセプトオンライン請求他、医療事務のページを追加しました.

 レセプトオンライン請求に関して、平成20年2月20日付け厚生労働省保険局長通知でやっと、平成20年5月1日から、IPsecとIKEを組み合わせたインターネット接続(オンデマンドVPN接続)について選択可能であることが示されました。ただし、インターネットに接続するためのプロバイダ(ISP)の他に、IPsec+IKEサービス提供事業者への申し込みが必要とのこと。

 この件に関して社会保険診療報酬支払基金や国保連合会に問い合わせても、担当者が席をはずしていたのかもしれませんが、レセコンメーカーに問い合わせよとのことです。

 また、オンライン請求された電子レセプトを支払基金でわざわざ紙に打ち出して審査している状況らしく、紙の移動が電送されるだけで、紙の消費量は変わっていないようです。

 電子カルテにせよ、電子レセプトにせよ、デジタル化はデータ処理をする事務系の負担が減り、当院のような開業医では事務員が少なくすみ、患者様の移動もスムースになることを実感できますが、病院では入力の負担が医師にかかります。点滴のオーダーや検査伝票の入力まで医師が行うところが多く、勤務医が疲弊している中、減らした事務員の人件費を(仕事量が減っても事務員は減らないかもしれませんが、)入力を補助するクラークの増員に回してほしいと思います。

レセプトオンライン請求

稲毛整形外科千葉スポーツクリニックホームページにレセプトオンライン請求他、医療事務のページを追加しました.

 平成23年までに紙に出していたレセプトをオンライン請求することが義務化される予定です。各医療機関(全国で10万件以上)から出ていた数百から数千枚の紙レセプトがなくなるはず…

 しかし、インフラの整備が遅れており、

電気通信回線は、ISDN 回線を利用したダイヤルアップ接続または、閉域IP 網を利用したIP-VPN 接続とする

レセプト電算処理システムで電子レセプトを作成できる医療機関では、必ずオンライン請求用パソコンを別途購入しなくてはならない

一度でもインターネットに接続したことのあるパソコンは送信用として使用してはならない

など、10年前かと思われる通信環境(ISDNが次世代の主役と考えられていた時期が10年前)、セキュリティ、ウイルス対策で、中~大企業が限られた支店間をつないでいる”閉域IP 網を利用したIP-VPN 接続”(超大企業が使う専用線接続のひとつ下、おそらく支店数が数千件のコンビニなどが使っている回線)を10万件以上の医療機関に求めることなど不可能に近いと思われ、(それも1ヶ月接続して使用するのはレセプト電送の数分、当院レベルではフロッピー1枚以下)受け側での対策が必要と思われます。(続く)

後期高齢者医療制度

 稲毛整形外科千葉スポーツクリニックでも制度切り替えに伴う保険証の入力により多少お待たせしておりましたが、少し落ち着いてきたようです。

 数カ月も前から保険制度が変わることが判っていたのに、マスコミも払われていない年金から天引きされることを今になって騒ぎ出しています。マスコミが世論を作る世の中、もっと早く問題点を指摘、報道してもらいたいと思います。

 満額払われていない年金から天引きされることは問題ですが、どうせ払わなくてはならない健康保険料を勤め人(社保)のように、国保も老人も含め、税金化して社会保険税として天引きにしてはというのは乱暴な議論なのでしょうか?

 米国のsocial security taxのように,年金保険料を税として徴収。健康保険料も税金化して、全国民が加入すれば、現在の保険財政も立ち直るし、社会保険庁(2年後名前を変えて日本年金機構に97%の職員が移る)を廃止、国保関係職員を減員し、職員を公務員(税務は大変になる!)に再編入すればいいのではと思うのですが…

 ”小さな政府” ”官から民へ” が国民負担の少ない政府であるかのように善しとされていますが、総額が変わらないのだから、見かけだけ小さくしても社会保険庁や、役人の天下り先など、目に見えないところで国民の金が動いている方が、よっぽど効率が悪いと思います。