七夕に思うこと
あいにく天の川は梅雨空で見えませんが,今日は七夕.
温暖化サミットとあわせて閑話休題.今日は宇宙の寿命について.
宇宙の始まりは137億年前のビッグバン.
宇宙空間は膨張を続け、離れた銀河団の距離は離れていくものの,
近くにある銀河団はダークエネルギーにより近づいて衝突し,
ブラックホールがすべてを吸収していきます.
そのブラックホールも10の100乗年後には蒸発して,
電子も陽子もない,素粒子だけが何もない空間を飛び交う
世界になると予想されています.
太陽の寿命は100億年,今47億歳
あと50億年後には巨大化して白色矮星となり、
地球を飲み込むほどまでに膨張すると考えられています.
(人類は火星に移り住んでいる!?)
サミットにあわせて,東京タワーやベイブリッジのイルミネーションは,
省エネされていますが、パフォーマンスだけでなく,
真剣に人類の将来を考えるときが近づいています.(地球の寿命に続く)
肩こりのツボ|東洋医学|肩こり
この診療日記は脳細胞が日々死滅して行く?スポーツドクターのメモです。勉強して、わかりやすく、正確な情報をアップしていきますので、稲毛整形外科ホームページとあわせ,ごらんください。
経絡図は西洋医学の神経の走行や皮膚分節(Dermatome)と一致しており、あながち受け入れがたいものでもありません。天柱は大後頭神経が出てくるところで、肩こりのツボです。 こんなこと東洋医学や接骨、針灸、按摩の世界では当たり前!と、ご存知の方は教えていただければ幸いです。
膝軟骨損傷
軟骨損傷は成長期では単独で起こることが多く、離断性骨軟骨炎といわれます。
骨成熟後は靱帯損傷に伴って軟骨損傷を起こしていることが多く、さらに靱帯損傷受傷時は軟骨損傷を起こしていなくても、使っているうちに二次性の軟骨損傷を引き起こします。前十字靭帯損傷を放置して、激しい運動をしていると、1年以内に90%以上が、半月板損傷や軟骨損傷を起こすことが知られています。
前十字靭帯再建術後のスポーツ復帰時期は昔より早くなりましたが、それでも半年以上かかります。手術方法やリハビリの理論は進歩しましたが、傷の治る時間は何も変わっていません。切り傷が半日で治らないのと同じく、再建した靱帯が骨と固着して、自分の膝になじむまでに3-6ヶ月はどうしても必要です。(私の博士論文の研究テーマでした)
ウッズは左膝の損傷した軟骨を取り除く関節鏡視下手術を4月に受けたばかり。その間の厳しいリハビリで脛骨を疲労骨折していた事が今期欠場の最終決定打になったものと思われます。
膝軟骨損傷
タイガー・ウッズ(Tiger Woods)は、左膝の手術を受けるため、今シーズンの残りのPGAツアーを欠場。
2008年全米オープン選手権3日目ウッズはドライバーを振るたびに痛みに顔をしかめ、左膝が回らないためにほとんどが右側のラフへ。ラフといってもフェアウエイからとんでもなくはずれ、観客の踏み固めた芝の上、逆に彼にとっては深いラフよりもリカバリーが楽だったっことは間違いない。フェアウェイキープ率は60%台。見ていても痛々しく、みんながタイガーを応援していました。
そんな彼を救ったのはグリーン周り。17番ホールはグリーン手前20ヤードから打ったウェッジが1バウンドでピンに当たりチップインバーディー、あたらなければ3-4ヤードはオーバーしていたはず。18番ホールはピン奥10mからのイーグルパット。2m以上は右に打ち出されたボールが勢いを失うと左に90度角度を代え、下りラインに乗ってカップイン。こんなの劇画のような世界、当たり前のようにドラマを作ってくれる彼のプレーには魅了されます。
ハンデ制もいいけど、カップがハンデに応じてバケツ(ハンデ30cm!)みたいに大きくしてくれるなら、プロと同じイメージでプレーができるのでは、と思うのは私だけでしょうか?