ストレートネック|BSJAPAN「日経モーニングプラス」

BSJAPAN「日経モーニングプラス」毎日、月〜金 朝6時39分〜 今日のBSJAPAN「日経モーニングプラス」の健康情報Goodayというコーナーで「ストレートネック」について私が説明させていただきます。

番組名:BSJAPAN「日経モーニングプラス」毎日、月〜金 朝6時39分〜7時50分
○放送時間は7時30分頃から約9分です、
※※BSJAPANはテレビ東京が持つBSチャンネルです。(BS7)

整形外科医の苦手とする「体の歪み」についてだったので、いったんはお断りさせてもらったのですがストレートネックとギックリ腰の話ということで、気楽にやらせてもらいました。 — at 稲毛整形外科

腰椎分離症|骨癒合=治癒

20150410
14才の中学生

1月に腰椎分離症の診断で硬性corsetを作成して運動禁止すること3か月.先週撮ったレントゲンが下の写真.

 

 

 

 

 

 

20150411

誰が見てもとはいかないものの,分離部がついてきたように見えます.

通常はMRIやCTで確認するのですが,臨床所見からも骨癒合=治癒の状態と考えられ,レントゲンでもはっきり確認できたことで患者さん以上に私のほうがうれしかったかもしれません.(笑)

 

骨端線損傷|成長期の骨折|春スキー

大腿骨遠位骨端線損傷来週は3月.一時の寒さも緩み,肩に力を入れなくても外を歩けるようになってきました.

今回の患者さんは8才の男の子.人生初めてのスキー.リフトを降りてスキーをはかせてもらい,雪面に立った瞬間滑り出し,猛スピードで転倒!一回も曲がることなく診療所で応急処置をしてそのままUターンで当院受診.

圧痛点は右上の大腿骨にある骨端線という場所に一致して認め,成長期の骨に見られる成長線の骨折が疑われました.

しかし骨端線の上の黒い影も病的骨折の疑いがあり,がんセンターに問い合わせ,成長期の正常変化だろうということで,診断は大腿遠位骨端線損傷としました.悪性には見えないもののがんセンターに紹介されたということだけで非常に心配させてしまいました.

毎日診察しているので患者さんからタイムリーにスキー情報を聞けるのですが,関東北部や東北の蔵王までももう雪は緩んでいるとのことです.雪が重くなるとケガも増えるので,くれぐれも注意してください.

スキーのハイシーズンもそろそろ終わり.

寂しい気もしますが,心には別の春風が吹いていることと思います.

謹賀新年|千葉マリン&東京マラソン直前の膝痛

脛骨疲労骨折
あけましておめでとうございます.本年も稲毛整形外科および診療日記をよろしくお願いいたします.

毎年恒例の千葉マリンマラソンが来週1月18日の日曜日に行われますが,大会に合わせて調整してきたランナーが膝痛を訴えて来院されるのもまた毎年恒例(?)となっています.

4回目の応募にして東京マラソンに初当選.スピード練習を行った直後より膝の内側が痛み,走れなくなったとのことで来院されました.千葉マリンもエントリーしており,走れるのかどうか,MRI検査を希望され,膝のMRIをとってみました.

靭帯や半月板,軟骨に特に異常所見はなく,しいて言えば膝内側半月板の下の脛骨が,ちょっと黒いかな?という程度でしたが,その部位を押してみると飛び上るほど痛がるので,骨の中がむくんでいる状態で,わかりやすく言えば疲労骨折直前と判断しました.MR画像があると医者の勘だけではなく,患者さんと画像を説明しながら根拠に基づいた説明(ドクターストップ)ができるので助かります.

千葉マリンを無理やり走れば確実に膝痛は悪化すると思います.東京マラソンまではまだ1か月あるので,千葉マリンはあきらめて,東京に合わせて調整すれば走れそうかな?サブ4頑張ってください!

 

パティシエ|手首の外側の痛み

TFCC パティシエの仕事は、朝早くから夜遅くまでの長時間の立ち仕事で、細かい作業から力仕事までこなさなければならず、休みも少ない。…日本のパティシエの人数は年々減少傾向にあり、特に若手男性が減少しているという。それに代わるように女性の進出が目立つようになり、最近ではオーナーからスタッフまで全員が女性という菓子店も珍しくなくなってきている。(Wikipedia )

今週立て続けにパティシエの患者さんが手首の痛みで来院.皆同じ職場の方が口コミで次々とこられたのかと思ったものの,そうではなかった.

痛みの部位は皆同様に手首の外側(小指側)の付け根の痛みで,パティシエ特有の手の動きが手首の外側に負担をかけているのかと思い,どんな仕事か聞いてみた.

女子に大人気のスイーツ作りであるが,Wikiにも書かれているように,実際のところは結構な重労働らしい.まず作る量が半端ないこと.自分の子供達の誕生会のお菓子作りではないので当然といえば当然だが,朝から晩まで生地づくりで重いオーブンのトレイにさらに何十個も生地を載せて出し入れする.まずこれが若い女の子には大変な作業らしい.そして細かい同じ作業の繰り返しが手首の痛みに拍車をかける.これらが手首の外側の痛みを引き起こしていた.

レントゲン上異常のない場合がほとんどで,端々と診察結果や治療法を聞くと,積極的に手術してまで治したいと思う方は少なく,一旦治っても同じ作業を続けるとまた同じように手首の痛みが出るであろうと予想している様子.中には右上のレントゲン写真のように,右側の尺骨が生まれつき長く,手の手根骨(月状骨)を圧迫して骨が変形している方もおり,ドクターストップをかけなくてはいけない患者さんもおられました.

あと1か月でスイーツの大活躍するクリスマス,夢を売るパティシエたちの陰の苦労を思いやる診察でした.パティシエのみなさん,12月忙しくなるけど頑張ってくださいね!