健康ダイエット

 持久力トレーニングで脂肪燃焼,筋力トレーニングで基礎代謝量を増やし,栄養バランスを考えた食事ダイエット.ありきたりですが,これに尽きるのでは…

健康ダイエット 千葉スポーツクリニック更新

腹横筋と腹斜筋について|稲毛整形外科

腹横筋と腹斜筋は、体幹の安定性や姿勢の維持に重要な役割を果たす筋肉です。腹横筋は、腹部の最も深い部分にある筋肉で、内臓を支えるベルトのような働きをします。腹横筋が強化されると、内臓が正しい位置に保たれ、腰痛やぎっくり腰の予防にも効果的です。また、腹横筋は呼吸にも関与しており、呼吸を深くすることで酸素の取り込みが増え、疲労回復やストレス解消にも役立ちます。

腹横筋は、他の腹筋と比べて目立たない筋肉ですが、鍛えることで様々なメリットがあります。例えば、腹横筋を鍛えることで、以下のような効果が期待できます。

  • 腰痛の予防や改善:腰椎や仙骨を安定させることで、腰への負担を減らし、痛みを和らげます。
  • 内臓下垂の予防や改善:内臓をしっかりと支えることで、下垂やぽっこりお腹を防ぎます。
  • 姿勢の改善:体幹を引き締めることで、背筋や肩甲骨周りの筋肉と協調して姿勢を正します。
  • 呼吸力の向上:呼吸に必要な筋力を高めることで、深呼吸がしやすくなります。
  • 代謝の向上:筋肉量が増えることで、基礎代謝が上がり、ダイエットにも効果的です。

腹斜筋は、腹部の表面にある筋肉で、外側と内側に分かれています。外側の腹斜筋は、体幹を前方や側方に曲げたり、反対側にねじったりする動作に関与します。内側の腹斜筋は、体幹を後方や側方に曲げたり、同じ側にねじったりする動作に関与します。腹斜筋が弱いと、腰椎や骨盤が前傾したり、左右にずれたりしやすくなります。これにより、腰部に過度な圧力がかかったり、神経や血管が圧迫されたりする可能性が高まります。腹斜筋を鍛えることで、腰椎や骨盤の位置を正しく保つことができ、腰痛の予防や改善に役立ちます。

腹斜筋を鍛えることには、多くのメリットがあります。まず、腹斜筋を鍛えることで、体幹の強化やバランス感覚の向上が期待できます。体幹が強くなると、姿勢が良くなり、腰痛や肩こりなどの予防にもなります。腹斜筋が強化されると、体幹の柔軟性や回旋性が向上し、日常生活やスポーツでのパフォーマンスが高まります。次に、腹斜筋を鍛えることで、ウエストラインの引き締めや美容効果が期待できます。腹斜筋は、ウエスト周りの贅肉を落とすのに効果的な筋肉です。腹斜筋を鍛えることで、ウエストラインがシャープになり、見た目がスッキリします。腹斜筋は、背中や肩甲骨にもつながっているため、姿勢が良くなり、背中や肩周りもスッキリ見えるようになります。腹斜筋を鍛えることで、体型や見た目を改善することができます。

腹横筋と腹斜筋は、共に体幹のコントロールや動きの効率性に寄与します。また、これらの筋肉を鍛えることで、腰痛や姿勢不良の予防や改善にも効果が期待できます。(続く)

恥骨下枝疲労骨折|女性ランナーの股関節痛(鼠径部痛)の原因

女性ランナーの股関節痛(鼠径部痛)の原因のひとつに恥骨下枝疲労骨折があります.

 長時間のランニングでは骨盤への繰り返しのストレスにより,あらゆる部位に疲労骨折を生じます.女性ランナーの疲労骨折は会陰部の恥骨下肢に多く認められ,内股や下腹部に放散痛を生じ,走行不能となります.

クリックで6週後の画像へ 恥骨下肢には大内転筋が付着しており,着地から蹴り出し期にかけて,大臀筋の股関節に対する外旋作用を打ち消しています.このバランスが崩れると,骨にストレスがかかり,疲労骨折を起こします.

 若い女性ランナーに多いのは,貧血,ダイエット,ホルモン異常による生理不順や無月経,骨密度の低下などが基盤にあると考えられています.(David Klossner,2000)

 早期の診断には骨シンチグラフィーやMRIが有効で,レントゲンでは異常なしとされる場合も多く見られます.治療は骨折が治癒するまで運動を制限する必要があり,数ヶ月間を要します. .

 スクワットで膝関節を伸展していく際に,膝が内側に入ってしまう方や,ランニングで膝が内側を向いてしまう方(いわゆる女の子走り)は,内転筋と大殿筋とのバランスが乱れていることが考えられます.

 メタボ対策注意点

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近年のランニング人口の急増は東京マラソンの申込者数が前年を68%も上回っていることからも明らかです.

東京マラソン2009が今年も2009.3.22に開催されますが,

○申込者数合計 261,981人 (対前回大会比 68%増)

○当選者数合計  35,000人 (当選倍率  7.5 倍)

とのこと.定員が2割弱増えたからといって,当選しやすくなったと思って応募するランナーが,2割も増えるとは考えられません.ランニング人口の増加数を反映している数字だと思います.

メタボ対策として,有酸素運動の中でもランニングは水泳についで非常に有効な手段であるといえます.時速10km,1kmを6分のペースで30分走ると,ご飯茶碗2杯分のカロリーを消費します.朝夕のご飯を抜いて絶食ダイエットするのと違うところは,必要なビタミンやミネラルを摂りながら,空腹感と戦わずして,健康的なダイエットができる.心肺機能も上がる.と,いいことづくめのようですが,整形外科的には注意点があります.

オーバーウェイトの場合,フォームの悪さからくる,ランナー膝,ジャンパー膝になる前に,膝の軟骨や軟骨を支える骨が悲鳴をあげてしまいます.

肥満度は,BMI(体重(kg)/身長(m)2)で計算しますが,大まかに,身長cm―体重kgが,100以下でイエローゾーン,90を切っていればレッドゾーンと考えられます.

イエローゾーンの方のメタボ予防にはジョギングを,レッドゾーンのメタボ対策には水泳(浮きやすいので楽(^o^♪)や自転車をお勧めします!