母趾種子骨障害|足の親指の付け根の痛み

足の親指の付け根の痛みといえば外反母趾と痛風が有名ですが,母趾の付け根の足裏側の痛みをおこす種子骨障害(分裂種子骨)も頻繁に目にします.

種子骨障害 足の親指の裏側には通常納豆の粒ほどの大きさの2つの種子骨があります.種子骨は親指を足底側に曲げる屈筋腱に付着して,歩行時の衝撃に耐え,腱が擦り切れるのを防止していますが,繰り返す牽引により,種子骨そのものが割れて,痛みを起こします.(分裂種子骨,右黄矢印部分が分離部)

鎮痛剤やテーピングで痛みは治まりますが,いったん分裂種子骨となると,痛みは再発しやすく,原因を特定し,痛みを出さないようにすることが大切です.

 しかし原因はさまざま.薄いソールのシューズを履いているために起こす陸上短距離選手が代表例で,剣道,ダンスなどでも種子骨障害が見られます.

ひと夏ビーチサンダルで過ごした青年もいれば,就活で慣れないヒールを履いて歩き回った女子学生も分裂種子骨でした.デスクワークで椅子に座るとき常に膝を引っ込めてつま先を立てているOLも,爪先立ちが原因と考えられ,日常生活のアドバイスも多岐にわたります.

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