足関節疾患の診断と治療

朝日新聞記事

稲毛整形外科の足関節捻挫の治療方針は、患者の症状や捻挫の程度に応じて、安静、冷却、圧迫、挙上などの一般的な処置と、必要に応じて投薬やリハビリテーションを行います。重度の捻挫や靱帯損傷の場合は、ギプスやスプリントで固定したり、手術を検討したりする場合もあります。早期に適切な治療を受けることで、足関節の機能回復や合併症の予防につながります。

足関節は、歩行や走行などの日常生活やスポーツに欠かせない部位ですが、同時にケガや病気による影響を受けやすい部位でもあります。足関節の痛みや違和感は、放置すると悪化したり、他の部位にも影響を及ぼしたりする可能性があります。そこで、当院では、足関節の状態を正確に把握するために、圧迫感の少ないオープンMRI装置を用いて画像診断を行っています。また、足関節の機能回復や予防のために、理学療法士による運動器リハビリテーション治療も行っています。

足関節の疾患には、捻挫や靭帯損傷、踵骨骨折、アキレス腱断裂などの外傷性疾患や、変形性関節症、関節リウマチ、痛風などの変性・炎症性疾患があります。これらの疾患に対しては、保存的治療や手術的治療を適切に選択し、患者さんのニーズに応えることができるように努めています。

当院は千葉大学整形外科関連病院を軸に病診連携し、大病院と遜色のない総合的な医療を提供します。足関節のトラブルでお困りの方は、ぜひ稲毛整形外科にご相談ください。

足関節捻挫

内がえし捻挫だけでも,前距腓靭帯損傷,脛腓靭帯損傷,腓骨遠位端骨折,第5中足骨骨折,後腓骨筋腱脱臼,離断性骨軟骨炎など正確な診断が必要です.・・・

離断性骨軟骨炎

捻挫後数カ月しても足関節の奥のほうの痛みが取れない場合,この疾患を考えます.X線写真では見逃されることが多く,MRIが有用・・・

後脛骨筋腱機能不全症

足を底屈・内反させる後脛骨筋腱の機能障害により踵骨が内側に傾き,足縦アーチを低下させ,扁平足,足底腱膜炎,外反母趾へと連鎖・・・

足底筋膜炎

小学校高学年で踵の後ろが痛くなる場合,X線で骨端核が分離・硬化像を呈する場合を踵骨骨端症(Sever病)といいます.成人の場合は踵骨下前方部の圧痛・・・

外反母趾

母趾のつけ根の関節が30°以上外側に曲がり,開張足(甲広)で中足骨が15°以上内側に開いていると手術も・・・

その他比較的よく見る足のスポーツ障害

シンスプリント,グロムス腫瘍,カーリー変形,モートン病,有痛性外脛骨,足底線維腫症,Jogger足,足根洞症候群,行軍骨折,踵骨棘,足根管症候群,座りたこ・・・