中足骨疲労骨折|稲毛整形外科

中足骨疲労骨折とは、中足骨と呼ばれる足の甲の骨に、過度な負荷や反復的なストレスによって微細なひびが入ることです。中足骨疲労骨折は、ランニングやダンスなどのスポーツを行う人に多く見られるスポーツ障害の一種です。

中足骨疲労骨折の主な症状

中足骨疲労骨折の主な症状は、足の甲の痛みや腫れ、歩行や走行時の痛みの増悪などです。

中足骨疲労骨折の診断

中足骨疲労骨折の診断は、症状や運動歴などの問診と、X線検査やMRI検査などの画像診断によって行われます。

中足骨疲労骨折の治療

中足骨疲労骨折の治療法は、安静にすることが基本です。痛みが強い場合は、湿布や冷却剤、消炎剤などを用いて症状を和らげることができます。また、固定具や松葉杖などを使用して、負荷をかけないようにすることも重要です。中足骨疲労骨折の回復期間は、個人差がありますが、一般的には6週間から12週間程度かかります。完治した後も、徐々に運動量を増やしていくことが必要です。中足骨疲労骨折を予防するためには、適切な靴やインソールを選ぶこと、ウォーミングアップやクーリングダウンを行うこと、栄養や水分補給を十分に行うことなどが有効です。

中足骨疲労骨折は、早期に治療を開始すれば、約6週間から8週間で治癒することが多いです。しかし、無理をすると悪化したり、完治しなかったりする恐れがあるので、医師の指示に従って治療を行うことが必要です。