スポーツリハビリテーション 最新の理論と実践 (守屋秀繁 監訳 西村書店 2006年刊行)の中で基礎医学 靭帯 の項目を 稲毛整形外科 院長 南出正順が担当させていただきました.この本は、世界的に著名な研究者や臨床家たちによる幅広いエビデンスに基づいて執筆されており,理学療法士やスポーツトレーナー,形外科医など,スポーツ医療に関わる方々にとって貴重なリソースとなっています.
アスリートたちのリハビリテクニック
- ストレッチ: 初期段階では静的ストレッチ(筋肉を一定の時間伸ばす方法)がよく使われます。回復後の競技復帰期には、動的ストレッチ(リズムのある動きで筋肉を伸ばす)を取り入れ、実際の競技動作を再現しながら柔軟性を高めます。
- 物理療法: 冷却療法(アイスパック)や温熱療法、電気刺激療法、超音波療法が頻繁に用いられます。これらは炎症を抑え、筋肉や組織の修復を促進する効果があります。
- 筋力トレーニング: チューブや軽いダンベルを使った低負荷トレーニングから始め、徐々にウェイトトレーニングや競技に近い負荷をかけていきます。この段階では体幹トレーニングも含めて行うことで、全身のバランスを整えます。
- 再発予防プログラム: 復帰後の競技中に再発しないように、フォーム改善や危険な動作の修正指導、セルフケア(ストレッチやマッサージ)の方法を学びます。
- メンタルトレーニング: 心理的な焦りやストレスを緩和するためのメンタルケアが最近注目されています。瞑想や目標達成のための段階的なプラン設定が行われることがあります。
これらのテクニックは選手一人ひとりの状態や目標に合わせてアレンジされ、医療チームとトレーナーが綿密に計画を立てて進めます。どれも科学的根拠に基づいて行われ、選手の競技復帰を強力にサポートしています。
コンディショニング
スポーツ障害・外傷を予防するためのコンディショニング・競技力向上のためのトレーニングなどについて順次ホームページにアップしていきます.
ピリオダイゼーション・ピーキング
トレーニングの効果を最大限に発揮させるためには,期間を区切って,メリハリのあるトレーニングメニューを構築することが必要.
ダイナミックストレッチング
静的ストレッチングで伸ばされた筋肉は,瞬発力が低下する.
トレーニング
筋力トレーニング
アイソメトリックトレーニング.アイソトニックトレーニング.超回復.運動刺激が加わると骨格筋のタンパク質が分解されますが,超回復という現象で筋肥大が見られます.
持久力トレーニング
持久力アップ.カーボローディング.
インターバルトレーニング
ランニング ヤッソ800とは,800mを何分で走れたかで,フルマラソンのタイムが予測できるというもの.
メンタルトレーニング
目標設定.イメージトレーニング.マインドフルネス瞑想.セルフトーク.心理的準備.リフレーミング.深呼吸 .
認知行動療法(CBT)
スポーツ整形外科における認知行動療法(CBT)は、特に慢性疼痛やスポーツ関連の心身的ストレスの管理に大きな効果があります。選手やアスリートが抱える不安、痛みへの恐怖心、さらには競技力低下の心理的影響を軽減するために活用されます。
スポーツ栄養学
パワーアップ
パワーアップ,筋力の増大にはトレーニングとたんぱく質の摂取の両方が必要です.
カーボローディング(グリコーゲン・ローディング)
持久力アップのための栄養摂取方法は、主食の穀類をしっかり食べることです.
ダイエット
ダイエットは,摂取カロリーを減らす食事ダイエットと消費カロリーを増やす運動ダイエットに分けられます.ダイエットと基礎代謝量.筋トレで健康的にやせる.レジスタンストレーニング.究極の王道ダイエットについて.
サプリメント
サプリメントを併用しながらのダイエットも健康的に,効率よくダイエットを成功させる鍵です.筋肉系サプリメント.パフォーマンス系サプリメント.美容系アミノ酸.抗酸化食品について.
競技力向上のためのキーワード
- ストレングス(筋力アップ)
超回復 パンプ ホエイプロテイン - コンディショニング
カーボローディング(グリコーゲン・ローディング) AKA PNF - トレーニング
メンタルトレーニング スキルトレーニング チューブ インナーマッスル CKC(クローズドキネティックチェーン) 高地トレーニング - スポーツ栄養学
サプリメント クレアチン アミノ酸(BCAA・筋肉補強系) 微量元素(Mg Zn) - 美容・ダイエット
基礎代謝 脂肪燃焼系アミノ酸 ビタミンB群 含硫アミノ酸(美白) コラーゲン ヒアルロン酸 コンドロイチン