舘山からも富士山が見えてました。
館山道
診療終了後、館山へ行ってきました.
館山道が全線開通しており、穴川から1時間程になり、大変便利です.
左膝蓋腱断裂
2/13 ACミランの元ブラジル代表FWロナウド(31)が左膝蓋腱断裂の重症。
1999年と2000年には2度にわたる右膝前十字靱帯損傷で復帰に1年半を要したものの、2002日韓ワールドカップで得点王になり、ブラジルの5度目の優勝に貢献したことは有名です。再起を期待しています。
ところで靱帯と腱の違いはご存知ですか?
どちらも顕微鏡でみると(専門用語で組織学的に)同様の構造、試験管ですりつぶして分析して見ても(生化学的に)同様の組成です。肉眼的に骨と骨をつないでいるのが靱帯。骨と筋肉をつないでいるのが腱ということになっています。
膝蓋腱はお皿といわれている膝蓋骨とすねの骨(脛骨)をつないでいるので膝蓋靱帯とも言ってもいいのですが、膝蓋骨を副骨(腱の一部)としてとらえると大腿四頭筋腱の一部ということができ、どちらともいえます。
診療報酬点数改定 整形外科関連
リハビリ
平成19年4月の疾患別リハビリテーション料の一部見直しにより導入された逓減制や医学管理料について、患者一部負担がリハビリテーションを受ける時期により異なってくるなど患者にとって分かりにくいとの指摘があることから見直されます.各疾患別リハビリテーションの算定日数上限を超えたものについては、1か月当たり13単位まで算定可能になります.リハビリテーション総合計画評価料は今までは1236ヶ月目でしたが、毎月1回を算定可能となります。リハビリ日数制限は残っています。
画像診断
画像診断ではデジタル映像化処理加算(銀塩フィルムの代わりにデジタル化を進めるため十数年がかりで推進してきました。)がその役割を終え、電子画像加算として画像の管理を電子化(ファイリング保管)する施設に加算をつけ、フィルムレス化を推進するようです。
平成20年度診療報酬改定案
平成20年度診療報酬改定案が公表されました.勤務医の負担軽減策, わかりやすい診療報酬体系,医療機能の分化連携などがテーマでした. 整形外科関連の変更点を稲毛整形外科医療事務のページにまとめてあります.
平成20年度診療報酬改定案(下記は正式決定ではありません。詳しくは当局の発表をご覧ください。(2008/2)
勤務医の負担軽減策として診療所の早朝、夜間診療を推進する目的で、診療所での午後6時以降の診療は夜間診療として、夜間早朝等加算が認められます。
地域で中核となる病院に勤務する医師の負担軽減策として入院時医学管理加算等が新設されました。
病院は病棟クラーク(医師事務作業補助者)などを配置し、勤務医の事務仕事をへらすと、入院料に加算が認められます。新たな事務員の補充や、勤務医の勤務条件緩和に貢献してもらいたいものです。