ストレートネックの取材記事が本日の日経新聞朝刊に掲載されました

バレンタイン

本日2月12日付の日経新聞朝刊に首肩こりの原因となるストレートネックについて,稲毛整形外科での取材記事が紹介されました.

ストレートネックは病名ではありませんが,長時間のパソコン作業やスマートホンで細かい画面を操作する動作などでおこり,ひいては頚椎の病気の原因となります.

肩こりがひどい,目の奥がいたむ他,頭痛,吐き気,めまいなどさまざまな症状を起こします.心当たりのある方はストレートネックのページでチェックしてみてください.

右上の画像は本日,当稲毛整形外科で土曜日をご担当いただいている中川晃一先生の東邦大学医療センター佐倉病院教授就任祝賀会に出席した後,帰り道に見つけたアパホテルのライトアップ.(掲載紙の画像は後日upさせていただきます)

手のしびれ|症状から原因を診断する

上腕神経腫 稲毛整形外科のホームページを充実しようと手のしびれに手をつけたら,手のしびれだけで本が書けるぐらい奥が深いことにあらためて気づかされました.

 とりあえず,手のしびれに付随する症状から,何となく自分の手のしびれの原因がわかるように,あきない程度にわかりやすく作ってみました.

ご興味のある方はご覧ください.

手のしびれ 稲毛整形外科 千葉スポーツクリニック

千葉マリンマラソン2012

Running Style(ランニングスタイル) 2012年 03月号 楽天ブックスで詳細を見る

昨日は冷たい雨と風の中,千葉マリンマラソンで走ってきました.

とりあえず会場に行くといつもどおりの人人人.雨風なんのその.しかしアメ対策をしていたのは走りなれている方たちだけで1割未満.

雨の中でのランニングに帽子はマストアイテム.できればサングラスやポンチョも必携.

毎月連載中の”ランナーのお悩み解消クリニック”

ランニングスタイル 2012年 03月号の特別付録にポンチョがついていましたが,気がついたのは凍えるからだと痛む足を引きずって家に帰って一風呂浴びたあと…

今月号はこれだけでも買う価値がありそう.

脊髄神経腫瘍(馬尾腫瘍)|ただの腰痛ではない

2012年始めの診療日記になります. 本年もよろしくお願いいたします.

 右の写真は腰のMRI側面像(画面右側が背中側)です.当ブログを見ていただいている方には説明するまでもなく,黄矢印のところ,第2腰椎椎体後方(正確には脊柱管内)に白い塊のようにみえるのは脊髄神経鞘腫などの馬尾腫瘍です.

 MRIを撮れば一目瞭然ですが,MRI検査にいたるまでが問題です.

この患者さんの症状は,腰痛だけで,足のシビレもなく,いつもの腰痛と思って当院に来院されました.触診すると腰の付け根ではなく腰の上のほう,背中に近い部分に圧痛がありました.

患者さん本人からみればいつもの腰痛,ただの腰痛でも,毎日多くの患者さんを診ている整形外科医的には,多くの人がわずらう下位腰椎のヘルニアやぎっくり腰とは違う腰痛でしたので,MRI検査を受けるよう説明させていただきました.

当院ではMRIがあるので比較的患者さんも気軽にMRI検査を受けていただけますが,通常は他施設に検査を依頼して,再度画像を持ってきてもらって診断ということになるので,MRI検査を受けてもらうことが少なくなります.

リハビリをやってもなかなか治らない.でも休みをとって大病院にいくほどでもないけど,やっと重い腰を上げてMRI検査を受けたら馬尾腫瘍だったという典型的なブログをみつけました.馬尾神経腫瘍入院日記 – Yahoo!ブログ,ご参考まで.

この患者さんの場合も,日々目にする腰痛ではなかったのですが,馬尾腫瘍の確信があって検査を受けてもらったわけではありません.ただの腰痛と思っていても,かかりつけのドクターが検査を受けたほうがいいといわれたら,多少面倒でも受けていただくことが必要だと思います.