肩関節周囲炎|稲毛整形外科

肩関節周囲炎

肩関節周囲炎

肩関節周囲炎(いわゆる四十肩、五十肩と呼ばれているもの)とは、肩関節を取り巻く筋肉や腱、滑液包などの組織が炎症を起こす病気です。肩関節周囲炎は、肩の動きが制限されることで日常生活に支障をきたすことがあります。MRI検査ができないために腱板損傷や関節唇損傷などが見逃され、症状が長引いている場合もあります。

稲毛整形外科では、MRIを用いて肩関節痛の的確な診断と治療を行っています。肩関節周囲炎の患者さんに対して、最新の医学知識と技術で最善の治療を提供しています。また、一人一人に丁寧に説明し、個々の症状に応じたリハビリ方法を指導します。

肩関節周囲炎の症状

肩関節周囲炎の症状は、肩の痛みや動きの制限が主なものです。肩の痛みは、夜間や寒い時に強くなることがあります。また、肩を動かすとキュッという音がすることもあります。動きの制限は、特に肩を上げたり後ろに回したりする時に感じられます。このような症状がある場合は、早めに稲毛整形外科にご相談ください。

肩関節周囲炎の原因と病態

肩関節周囲炎の原因はさまざまですが、誘因なく、徐々に肩が上がらなくなり、障害の原因を特定できないものをひとまとめにして四十肩・五十肩と呼んでいます。肩関節周囲炎の原因は、肩の使い過ぎや老化、外傷などが考えられます。特に、肩の上方への動きを繰り返すような仕事やスポーツをしている人は、肩関節周囲炎になりやすいと言われています。また、肩関節周囲炎は、他の肩の病気と併発することもあります。例えば、腱板損傷や凍結肩などです。テニス,ゴルフのスイングなどの最中に痛みが生じ,それ以降,肩を動かすたびに痛む方は,腱板損傷,腱板炎が疑われます.

肩関節周囲炎とは、肩関節を取り巻く筋肉や腱、滑液包などの組織が炎症を起こす病気です。肩関節周囲炎は、肩の動きが制限されることで日常生活に支障をきたすことがあります。稲毛整形外科では、肩関節周囲炎の原因や症状に応じて、適切な診断と治療を行っています。

肩関節が十分な機能を発揮するためには肩関節包,腱板,滑液包,三角筋などの軟部組織の協調運動が必要です.したがって肩関節包,腱板,滑液包,三角筋により構成される肩関節の滑走機構のいずれに障害が発生しても肩機能には障害が発生します.放置すると肩の関節を包んでいる関節包が硬くなり(肩関節拘縮),自然寛解に数カ月を要します.


肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)の診断と治療

稲毛整形外科では、まずはレントゲンや超音波検査などで肩関節周囲炎の診断を行います。その後、患者さんの年齢や生活スタイル、病気の程度に合わせて、治療法を決めます。

治療法には、薬物治療や注射治療、理学療法や運動療法などがあります。

腕が上がらない,肩が上がらない,手が後ろに回らない等,肩関節拘縮の症状から診断します.肩関節周囲炎は他の病気が隠れていないか,徒手検査などで他疾患を否定しておくことが,早期治癒,治癒率の向上につながります.
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)の治療は運動療法によるリハビリテーションが基本となります.肩関節拘縮の強い末期の方にはブロック注射や関節内注射で痛みをとりながら肩関節を動かしていきます.腱板損傷や関節唇損傷があるといつまでも治らなかったり,何度も肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)を経験することになります.

稲毛整形外科では、肩関節周囲炎の予防や再発防止にも力を入れています。予防や再発防止のためには、以下のことに注意してください。

  • 肩の使い過ぎを避ける
  • 肩のストレッチや筋力トレーニングを行う
  • 姿勢を正す
  • 冷えを防ぐ
  • 睡眠不足やストレスを溜めない