足底腱膜炎|足の痛み 剣道は間合い

剣道をされている方によく見られる踵の痛み.裸足で固い,冷たい床を蹴るので必然的に踵を痛めるものと考えがちですが,足底腱膜炎,踵骨痛は踏み込み足ではなく,蹴りだしの足に多く見られます.

これは着地時に痛めるのではなく,その独特な剣道の動きにあります.
剣道は間合い(自分と相手の距離)をとるために,常に後ろ足で自分の重心位置と間合いを感知し,前後の細かい動きを制御しており,アキレス腱と足底腱膜,踵骨に過大な負荷がかかっています.

下腿三頭筋や後脛骨筋,足底筋が弱いと間合いを取ることもままならず,相手に打たれやすい上に,アキレス腱炎や足底腱膜炎を起こしてしまいます.
足底腱膜炎の治療は,超音波による,組織修復を図るとともに,不安定板やエアークッションなどで,筋力と足くびの位置感覚の強化を図ります

中足骨疲労骨折?モートン病?|足の甲の痛み

疲労骨折 この1ヶ月,職場を変わり,歩きすぎて足の甲が痛くなり,なかなか痛みが取れないので来院.健康保険に入っておらず,自費では初診とレントゲンだけでも5千円を超えてしまうので,触診で,モートン病と考えたものの,圧痛と腫れが気になり,レントゲンを撮らせていただいた.


 漫然と見ていれば何も見えないが,モニター画像を拡大すると,第2中足骨の母趾側の皮質骨がホンワリとぼけており,疲労骨折だった.

疲労骨折拡大 モートン病は中年の女性に多く,確率的には,Freshmanにはまず認められない.治療方法もモートン病と疲労骨折では全く異なります.

 

NEWTON 足が速くなるランニングシューズ

着地時のエネルギーをスピードに還元する画期的な構造を持つランニングシューズとしてテレビでも紹介さていれました.NEWTONランニングシューズは『フォアフットストライク走法』で走って、初めてその機能を発揮するとのこと.

ランニングで膝や腰を痛めやすい方は,フォアフットストライクで走ることにより,衝撃を吸収できる可能性があり,トライしてもいいかもしれません.

ただし,フォアフットストライク走法はハムストリングと下腿三頭筋の筋力が必要なので,誰でも早く走れるわけではありません.典型的なフォアフットストライカー,北京五輪5000m女子代表の小林祐梨子選手のアキレス腱は黒人選手のように長く切れ上がっており,ハムストリングも力こぶのように隆々ともりあがっており,これぞスプリンターという足をしています.

犬猫はもとより,馬,鳥など,人間以外はすべてフォアフットストライクどころか,つま先だけで走っているのです.膝に見える後ろに曲がっている部分が踵(足首)なんです.皆さん知ってましたか?

靴・シューズ選びのポイント

 靴・シューズ選びのポイントはまずデザイン.靴選びはその人となりが出るので,重要な要素です.

 でも,お気に入りの靴を履きつぶすまで毎日履いて,だめになったら次の靴に買い換える方は要注意.

 ソールは日々確実に減っていきます.毎日同じ片減りした靴を履いていると,腰膝にかかる負担が,知らないうちに,腰痛,膝痛の原因となっていることがあります.

 靴は消耗品です. 履きたい靴が見つかったら靴・シューズ選びのポイントを参考に,この際,もう一足選んで気分で靴を履き替えてください.