陸上界のスーパーヒロイン福士加代子(ワコール)も失速。
(大阪国際女子マラソン1月27日・大阪長居陸上競技場)
改めて35kmの壁という言葉を思い出しました。日本の一流陸上チームですから、高地トレーニング(少し短かったけど)カーボローディングなどのコンディショニングなどは完璧だったはずですが、ハイペース過ぎて、エネルギーを使い果たしてハンガーノックといわれる症状に。40km走をこなしていなかったとの事で、ペース配分=エネルギー配分を間違えてしまった。
マラソン競技自体がリッター9kmで走る車が燃料を4リットルしかつめなくて、どうやって残りの7kmをどこでエコランするか見たいなところがあり、どうしても駆け引き(競技者同士に加え、自分の体とも)が必要なのかもしれません。
カーボローディングはいつもは2リットルしか積めない車に4リットル詰め込むテクニックです。
福士の前半の走りはリッター8km!マラソン界の常識が覆されるのかもと見ていました。次回はカーボローディングでガソリン5リットル載せてやってくれると思います。 ガンバレ!福士加代子!
PS. スポーツドクター的には3回転倒したら失格などの議論が起こりそうです。