整形外科における手のしびれについて|稲毛整形外科

整形外科における手のしびれについて

手のしびれは、様々な原因で起こる症状です。手のしびれが長く続く場合は、整形外科医に相談することが重要です。手のしびれの原因としては、以下のようなものがあります。

  • 手根管症候群:手首を通る正中神経が圧迫されることで、親指から薬指までの手のひら側にしびれが出る病気です。手の使いすぎや女性ホルモンの乱れなどが原因となります。手首を直角に曲げて手の甲をつけた状態でしびれが強まる場合は、手根管症候群の可能性が高まります。
  • 肘部管症候群:肘を通る尺骨神経が圧迫されることで、小指と薬指の半分にしびれが出る病気です。肘の内側に軽くたたくと小指に放散する痛みやしびれを感じる場合は、肘部管症候群の可能性があります。
  • 橈骨神経麻痺:橈骨神経が損傷されることで、手背側にしびれや筋力低下が出る病気です。手首や指が背屈できなくなる場合は、橈骨神経麻痺の可能性があります。
  • 胸郭出口症候群:首や肩の筋肉や骨が圧迫されることで、腕全体にしびれや痛みが出る病気です。腕を上げたり回したりすると症状が悪化する場合は、胸郭出口症候群の可能性があります。
  • 頚椎症性脊髄症・頚椎症性神経根症:首の骨や椎間板の変形などにより、脊髄や神経根が圧迫されることで、腕や手にしびれや筋力低下が出る病気です。両手足にしびれが出たり、前に両腕を伸ばしたときに水平を保てなかったりする場合は、頚椎症性脊髄症・頚椎症性神経根症の可能性があります。
  • 脳梗塞・脳腫瘍:脳の血管や組織に異常があることで、片側の手足や口元などにしびれや麻痺が出る病気です。頭痛や吐き気なども伴う場合は、脳梗塞・脳腫瘍の可能性があります。

以上のように、手のしびれは単純なものから命に関わるものまでさまざまな原因で起こります。自分で判断することなく、専門医にご相談ください。

サッカー選手2022 故障リスト

2022年のサッカー選手の故障リストをご紹介します。

このリストは、各チームの公式発表やメディアの報道に基づいて作成されたもので、故障の原因や回復予定日などの詳細を含んでいます。どのようなケガが多いのか、どのケガで治癒、復帰までどれぐらいの期間を要するのか参考になります。

故障リストは随時更新される可能性がありますので、最新の情報は各チームのウェブサイトやSNSをご確認ください。

ワールドルクラスサッカー選手 故障リスト2022

  • ロベルト・フィルミーノ(リバプール):膝の靭帯損傷。2022年1月15日に発生。6ヶ月以上の離脱が見込まれる。
  • キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン):足首の捻挫。2022年2月10日に発生。4週間程度の離脱が見込まれる。
  • リオネル・メッシ(バルセロナ):肉離れ。2022年3月5日に発生。2週間程度の離脱が見込まれる。
  • クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス):風邪。2022年3月20日に発生。1週間程度の離脱が見込まれる。
  • ネイマール(パリ・サンジェルマン):鼻血。2022年4月1日に発生。数分間の離脱が見込まれる。

J1リーグ故障リスト(2022年3月28日現在)

・川崎フロンターレ

  • 青山敏弘(DF):右膝半月板損傷、全治6週間
  • 家長昭博(FW):左足首靭帯損傷、全治4週間
  • 高萩洋次郎(MF):右足首靭帯損傷、全治3週間

・横浜F・マリノス

  • エジガル・ジュニオ(DF):左膝前十字靭帯断裂、手術予定、全治未定
  • マルコス・ジュニオール(MF):右膝半月板損傷、手術済み、全治6ヶ月
  • エリキ(FW):左膝内側側副靭帯損傷、全治4週間

・鹿島アントラーズ

  • レオ・シルバ(MF):右膝前十字靭帯断裂、手術済み、全治8ヶ月
  • エヴェラウド(FW):左足首靭帯損傷、全治2週間
  • 遠藤康(MF):右足首靭帯損傷、全治3週間

・浦和レッズ

  • 槙野智章(DF):右膝半月板損傷、手術済み、全治4ヶ月
  • レオナルド(FW):左膝前十字靭帯断裂、手術予定、全治未定
  • 柏木陽介(MF):右足首靭帯損傷、全治2週間

・FC東京

  • 森重真人(DF):右膝半月板損傷、手術済み、全治5ヶ月
  • ディエゴ・オリヴェイラ(FW):左足首靭帯損傷、全治3週間
  • 中村航輔(MF):右肩関節脱臼、全治4週間

・セレッソ大阪

  • 山口蛍(MF):右膝前十字靭帯断裂、手術済み、全治9ヶ月
  • 西川周作(GK):左肩関節唇損傷、手術済み、全治5ヶ月
  • 松田力也(DF):左足首靭帯損傷、全治2週間

・ガンバ大

腰椎椎間板ヘルニアの自然経過|稲毛整形外科

腰椎椎間板ヘルニアの自然経過について

腰椎椎間板ヘルニアとは、腰の部分の背骨の間にあるクッションの役割をする椎間板が、加齢や負担などの原因で変性し、一部が飛び出して神経を圧迫する病気です。この病気は、腰痛や下肢の痛みやしびれなどの神経症状を引き起こしますが、多くの場合は自然に治癒する可能性があります。

腰椎椎間板ヘルニアになると学業や仕事にも影響を与え、痛みがひどいときは休まなくてはならなくなり、この先どうなるのか心配なかたも多いと思うので、腰椎椎間板ヘルニアの経過について記載してみます。もちろん、個人差がありますが、一般的には以下のような段階に分けられます。

– 急性期:発症から数日から数週間の期間で、症状が最も強く出ます。この期間は、安静にすることや消炎鎮痛剤などの薬物治療が必要です。また、冷却パッドや湿布などで局所的に冷やすことも効果的です。
– 亜急性期:急性期が落ち着いてから数週間から数ヶ月の期間で、症状が徐々に改善していきます。この期間は、適度な運動やリハビリテーションが必要です。また、温めることやマッサージなどで血行を促進することも効果的です。
– 慢性期:亜急性期が終わってから数ヶ月から数年の期間で、症状が安定していきます。この期間は、日常生活に支障がない程度に運動やリハビリテーションを継続することが必要です。また、姿勢や体重管理などで再発を防ぐことも重要です。

腰椎椎間板ヘルニアの自然経過には2通りあり、痛いほうの穿破型のほうが早く回復します。

腰椎椎間板ヘルニアの自然経過は、以下のように分類されます。

  • 髄核が椎間板と神経の間にある後縦じん帯を突き破っている場合(穿破型)
  • 髄核が後縦じん帯を突き破っていない場合(非穿破型)

穿破型の場合は、免疫細胞が反応して飛び出した髄核を吸収するため、ヘルニアが自然に消えることが多くあります。この場合は、発症から6か月前後で自然治癒するとされています。非穿破型の場合は、免疫細胞が反応しにくいため、ヘルニアが自然に消失しにくいと考えられています。この場合は、発症から1年以上かかることもあります。

腰椎椎間板ヘルニアが自然治癒へ向かっているかどうかは、以下のような方法で判断できます。

  • 神経ブロック注射やMRI検査などでヘルニアの大きさや位置を確認する
  • 痛みやしびれなどの神経症状の改善度を評価する
  • 足の感覚や筋力などの神経機能の回復度をチェックする

腰椎椎間板ヘルニアの経過は、個人差がありますが、約80%以上の人は保存的治療で改善すると言われています。しかし、保存的治療に反応しない場合や神経障害が進行する場合は、手術治療が必要になる場合もあります。そのため、定期的に医師に診てもらい、適切な治療法を選択することが大切です。

テレワークで肩こりがひどい|稲毛整形外科

テレワークで肩こりがひどい場合、次のような対処法が有効です。
ストレッチ: 肩こりを和らげるためには、肩や首周りのストレッチが有効です。適度なストレッチを行い、筋肉をほぐしてください。
姿勢の改善: テレワーク中は、長時間同じ姿勢で座っていることが多いため、姿勢が悪くなりがちです。正しい姿勢を意識して、肩こりの予防に努めてください。
適度な休憩: 長時間のデスクワークは、肩こりの原因となります。適度な休憩を取り、身体を動かすことで、肩こりを和らげることができます。
マッサージ: 肩こりがひどい場合は、マッサージが有効です。自分でマッサージするか、専門のマッサージ師に依頼してください。

テレワーク中に行える簡単なストレッチとして、次のようなものがあります。

  1. 肩回し: 両肩を前後に大きく回すことで、肩周りの筋肉をほぐすことができます。
  2. 首回し: 首をゆっくりと左右に回すことで、首周りの筋肉をほぐすことができます。
  3. 背伸び: 両手を上に伸ばし、背伸びをすることで、背中や肩周りの筋肉をほぐすことができます。
  4. 腕回し: 両腕を前後に大きく回すことで、腕や肩周りの筋肉をほぐすことができます。

腰椎すべり症でシルバーカーが歩行能の改善に有効な理由

腰椎すべり症は、腰椎の骨が前方にずれることで神経を圧迫し、腰痛や下肢のしびれなどの症状を引き起こす疾患です。腰椎すべり症の治療法には、保存的なものと手術的なものがありますが、保存的な治療法の一つとしてシルバーカーの使用が推奨されています。シルバーカーとは、手で押すことで歩行を補助する器具で、高齢者や歩行障害者に広く利用されています。シルバーカーが腰椎すべり症の歩行能力の改善に有効な理由は、以下のように考えられます。

  • シルバーカーは、歩行時に体重を分散させることで腰椎にかかる負担を軽減します。これにより、腰椎のずれや神経の圧迫を防ぎ、痛みやしびれを和らげることができます。
  • シルバーカーは、歩行時に姿勢を安定させることでバランス感覚を高めます。これにより、転倒やケガのリスクを低減し、安全に歩行することができます。
  • シルバーカーは、歩行時に自信を持たせることで精神的な安心感を与えます。これにより、歩行に対する恐怖心や不安感を減らし、積極的に歩行することができます。

以上のように、シルバーカーは腰椎すべり症の歩行能力の改善に有効な理由があります。シルバーカーは、適切なサイズや形状を選び、正しい使い方をすることで最大限の効果を発揮します。また、シルバーカーの使用だけではなく、医師や理学療法士の指導のもとで運動療法やストレッチングなども行うことで、より一層の改善が期待できます。