柔道家・野村忠宏

2007年5月に右膝前十字靭帯断裂内側側副靭帯損傷半月板損傷、大腿骨外果骨挫傷後、10か月ぶりの試合となるドイツ国際復帰戦で準優勝。

決勝まですべて一本勝ちで決勝に進むも、決勝では去年の世界選手権3位のオーストリアのペイシャー選手と対戦。足払いにいったところを返されて一本を取られ、惜しくも準優勝。

2007年08月|柔道家・野村忠宏のブログ 『Nomura Style』によると

”手術をすれば、どんなに早くても復帰まで半年。どうしても世界選手権に出場したいという思いで、手術は受けずに、競技を続けることを決めました。”

と、あります。さらに

”相手の技を受ける部分で不安があり、試合では禁止されている金属入りサポーターを外し、相手の技を受けながらの稽古をしたところ、悲しいくらい自分の柔道が出来ませんでした。膝の不安定さと、怪我に対する恐怖心が大きな原因です。”

とのこと。(続く…)

館山道

診療終了後、館山へ行ってきました.

館山道が全線開通しており、穴川から1時間程になり、大変便利です.

左膝蓋腱断裂

2/13 ACミランの元ブラジル代表FWロナウド(31)が左膝蓋腱断裂の重症。

1999年と2000年には2度にわたる右膝前十字靱帯損傷で復帰に1年半を要したものの、2002日韓ワールドカップで得点王になり、ブラジルの5度目の優勝に貢献したことは有名です。再起を期待しています。

ところで靱帯と腱の違いはご存知ですか?

どちらも顕微鏡でみると(専門用語で組織学的に)同様の構造、試験管ですりつぶして分析して見ても(生化学的に)同様の組成です。肉眼的に骨と骨をつないでいるのが靱帯。骨と筋肉をつないでいるのが腱ということになっています。

膝蓋腱はお皿といわれている膝蓋骨とすねの骨(脛骨)をつないでいるので膝蓋靱帯とも言ってもいいのですが、膝蓋骨を副骨(腱の一部)としてとらえると大腿四頭筋腱の一部ということができ、どちらともいえます。

診療報酬点数改定 整形外科関連

リハビリ

平成19年4月の疾患別リハビリテーション料の一部見直しにより導入された逓減制や医学管理料について、患者一部負担がリハビリテーションを受ける時期により異なってくるなど患者にとって分かりにくいとの指摘があることから見直されます.各疾患別リハビリテーションの算定日数上限を超えたものについては、1か月当たり13単位まで算定可能になります.リハビリテーション総合計画評価料は今までは1236ヶ月目でしたが、毎月1回を算定可能となります。リハビリ日数制限は残っています。

画像診断

 画像診断ではデジタル映像化処理加算(銀塩フィルムの代わりにデジタル化を進めるため十数年がかりで推進してきました。)がその役割を終え、電子画像加算として画像の管理を電子化(ファイリング保管)する施設に加算をつけ、フィルムレス化を推進するようです。