肩関節のスポーツ障害

稲毛整形外科千葉スポーツクリニック 肩関節のスポーツ障害更新!

 肩まわりのスポーツ障害更新しました。四十肩、五十肩、野球肩、水泳肩、テニス肩などは通称でその下の正式病名と重なるところがありますが、一般名を中心に、わかりやすく解説してみました。

 同じような病態なのに統一されていない病名も多く、診断がつけにくいのか、いろいろな呼び方があるのも肩周辺の病名の特長です。行く先々で違う病名をつけられることもあると思いますが、実は同じことを言っているのかもしれません。逆に、Drがよくわかっていないのかも知れません。

 スポーツによる肩の痛みは使いすぎに加え、筋力バランス、投球フォーム、コンディショニングほかさまざまな原因が重なってもたらされます。.スポーツ種目の特異性を考慮し、それぞれの障害にアプローチする必要があります。

稲毛整形外科 駅前歩道工事中

 毎年度末恒例の舗装工事が稲毛駅前から稲毛整形外科のところまで、行われています。今までも舗装されていた歩道が掘り返されて、歩きにくくなっております。

 監視の方も2人おられ、安全には十分気を使われているようですが、稲毛駅方面から稲毛整形外科に御来院される場合は、足元に十分にお気をつけください。

 道路をどんどん作るのもいいですが維持管理が大変です。

 10年ほど前シムシティというシュミレーションゲームにはまっていました。

 ”A列車”と双璧をなす街づくりのシュミレーションゲームで、自分が市長になって、いかに町を発展させ、大きくするかというゲームで、ご存知の方も多いと思います。

 建設費と維持費、公害、住民の快適度などがパラメーターになっていると考えられます。

 まず何もない土地からスタートするのですが何もしないと何も起こりません。道路を作り、発電所を作り、送電線を引いてくると、道路沿いに住民が引っ越してきます。経済活動が始まり、住民税も毎年入ってきます。それを元手に道路を作り、公共施設を作り・・・と町を大きくしていきます。

 ところが、10年ほど経つと道路が壊れ、再舗装しなくてはならないので、道路ばかり作りすぎると、維持費が膨大になり、道路は荒れ放題、住民が離れていきます。維持費を捻出しようと住民税を上げるとますます人が離れていく(ーー;)

 過疎化、財政赤字を食い止めるためにいらない道路を壊し、町をリストラ。公害を吐き出す石炭発電所も耐用年数がくると爆発するので思い切って原発を町外れに作ってグレードアップ。高速道路を作って渋滞を解消すると住民が戻ってきます。

 経済も活性化し、どんどん人が集まってくる(^_^)v

財政も余裕が出てきたら住民税を下げると住民の歓声が聞こえます(^_^)

 このゲームでは、くれぐれも渋滞のないところに高速道路など作らないように!

建設費だけでなく維持管理もとても大変なので、対向4-6車線の幅広道路のほうが、道路沿いがどんどん栄えるので、効率がいいと思います。(エリアの狭いゲームの話ですので誤解のないように。救急車が半分の時間で搬送できればどれだけの命が救えるか、このゲームにはパラメーターとしては入っていないと思います。現実は複雑です。)

 10年前のゲームですが、今はどうなっているのか全くわかりません。ご興味のある方はシムシティ総合案内サイト を見てみてください。

 議会で居眠りしてる議員さんたちにもぜひ体験していただきたい、お勧めゲームです。

がんばれ 日本柔道

 前十字靭帯損傷はまさにそのとおり、日常生活動作より、運動時の不安感がスポーツ復帰に大きな障害となります。

手術をして、試合復帰には8ヶ月、世界柔道はもちろん北京五輪にも間に合うかどうか、という手術ですので、トップアスリートとして手術をしない選択をしたことは正解だと思います。

が、すべての人に保存療法が薦められるわけではありません。

前十字靭帯損傷自体は時間が経つにつれ、軟骨の元気な若い人の膝の痛みは軽減していきますが、1年以内に90%の確率で半月板が損傷し、5-10年後以降に変形性膝関節症に移行、膝痛が出現します。膝を捻って痛み、腫れが続くときは専門医の正確な診断のもと、適切な治療が必要です。稲毛整形外科千葉スポーツクリニックでは自院MRIによる画像診断を取り入れております。

ところで、北京五輪後、柔道の採点方式が見直され、「技あり」や「効果」が消えるかもしれないとのこと。日本の伝統 柔道の本質が何も変わっていないのに不思議な感じです。とりあえず、がんばれ 日本! がんばれ 日本柔道!

柔道家・野村忠宏

2007年5月に右膝前十字靭帯断裂内側側副靭帯損傷半月板損傷、大腿骨外果骨挫傷後、10か月ぶりの試合となるドイツ国際復帰戦で準優勝。

決勝まですべて一本勝ちで決勝に進むも、決勝では去年の世界選手権3位のオーストリアのペイシャー選手と対戦。足払いにいったところを返されて一本を取られ、惜しくも準優勝。

2007年08月|柔道家・野村忠宏のブログ 『Nomura Style』によると

”手術をすれば、どんなに早くても復帰まで半年。どうしても世界選手権に出場したいという思いで、手術は受けずに、競技を続けることを決めました。”

と、あります。さらに

”相手の技を受ける部分で不安があり、試合では禁止されている金属入りサポーターを外し、相手の技を受けながらの稽古をしたところ、悲しいくらい自分の柔道が出来ませんでした。膝の不安定さと、怪我に対する恐怖心が大きな原因です。”

とのこと。(続く…)