新型オープンMRI

MR 先週より、最新型のオープンMRI装置が稼働中で,本日よりフル稼働します.

以前より撮影時間が短くなり,患者さまの負担も少なくなっております.

MR検査は一人に15-25分ほどかかるため,予約が必要です.

MRI検査は医師が必要と認めた方に限られますので,患者様からは直接はご予約できません.かかりつけ医療機関からご予約いただくか,当院にて診察後,MRI検査の日時を予約していただきます.

先日トラックに乗せられて工場に帰って行った旧MRI装置 アイリス君は大量のレアメタル(ネオジム磁石)などを回収し,再利用されるとのことです.

 

オープン型MRI装置入れ替え

  開業当初より頑張っていた初代オープンMRI アイリス君.

 何の不具合もなく,きれいなMRI画像を提供してくれていたのですが,部品が少なくなり,保守整備ができなくなったとの理由で,急きょ新型のオープンMRIに入れ替えることになりました.(涙)

 

  オープンMRI装置は永久磁石を使用しているため,その重さは7トン以上.部屋の中に庭石を置いていたようなもので,搬出作業もおおがかりなものでした.

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 まずMRI室の壁を撤去します.MR室は磁気シールドという外の磁気を遮断する銅箔が部屋一面に貼られています.壁紙を張る前の状態は銅とはいえ,なかなかゴージャスで,このままがいいというDrもいるようで,その気持ち,わからなくもありません.

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  MR室の隣,処置室の外壁も一時的にはずされます.

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  MRI搬入搬出の経路となる処置室の床も耐荷重10トンの耐荷重で設計されています.中庭にはH型鋼の上に鉄板を並べて地面にめり込まないようにします.

 下画像はMRI搬出時の動画(6倍速).プロの仕事ぶりが見事です.

  次世代も最新型オープン型MRI アイリス君で,あさって搬入作業が終わり,3月末には稼働予定です.

大腿骨頭すべり症|こどもの股関節痛

大腿骨頭すべり症
ちょっと太めの小学校5,6年生の男の子が太ももや股の付け根の痛みで 受診した場合は,常にこの病気を念頭に置いて診察しています.

成長期の骨といえど,どこでも骨が伸びるわけではなく,主に骨の両端から少し奥まった部分,骨幹端という成長軟骨で細胞分裂を繰り返し,全長を伸ばしていきます.レントゲンでは成長軟骨はうつらないので,この部分が骨端線と呼ばれる黒い線でみることができます.(右図黄矢印)

成長軟骨は周辺の骨に比べて脆弱なため,股関節においては重力に耐え切れず,地滑りのように,大腿骨頭が下にずれていきます.この状態を大腿骨頭すべり症と呼び,完治は難しく,早期発見,できれば発症前の予防が重要です.

この子の場合も,大腿骨頭すべり症を念頭に置きながら運動制限で経過を見ていましたが,骨頭がすべり始めたので,手術治療となってしまいました.すべっていくのかいかないのかは,安静度に加え,成長ホルモンの関与もあり,難しいのですが,太ももや股の付け根の痛みが続くようであれば,整形外科で定期的にレントゲン検査で経過観察する必要があります.

追記:隕石が原発に落ちる確率よりは,確実に高いので,こどもの股関節痛については整形外科医の指示に従っていただきたいと思います.

 

 

斜角筋症侯群|朝日新聞ウィークリー AERAに記事が掲載されました

AERA20130204 本日発売の朝日新聞ウィークリー 誌AERA 2013年2月4日増大号にストレートネックの記事が掲載されました.

若い日本女性の半分以上はストレートネックであるという報告もあり,ストレートネック=肩こりではありませんし,ストレートネックを手術やリハビリで治療するわけではありません.

背中をまるめて画面を覗き込むような姿勢でデスクワークを続けると,くびの前側にある筋肉群が緊張してくびコリや手のシビレをきたすことがあります.(斜角筋症侯群)

背中側の肩こりではなく,クビ前側のくびコリは斜角筋症侯群に注意が必要です.

 

大腿筋膜張筋|ランニング中の腿の付け根の痛み

千葉マリンマラソン2013

毎年恒例の千葉マリンマラソンが本日開催されました.

途中まではよかったのですが,途中から太ももの付け根,外側が痛み始めました.

太ももの外側,大転子というでっぱりの下側には大腿筋膜張筋という筋膜に緊張を与えるための筋肉があり,片足で立つときはももの外側の筋膜が張ることでバランスをとるのですが,中殿筋や大腿四頭筋が弱いと,大腿筋膜張筋に負荷がかかり,痛みます.

私の場合は筋力うんぬんよりも,走り込み不足だと思います.