東京マラソン ランニング障害|東京マラソン 症例報告

20090323症例1 膝外側の痛み(サブ4)

腸脛靭帯炎.典型例と違うのは,一回のフルマラソンで発症したこと.腸脛靭帯付着部(gerdy結節)の牽引性骨膜炎とでもいいましょうか,原因は初マラソンで6時間の申告で後方からスタート.周りのペースが遅いので,人をよけながら走ったらしい.初マラソンサブ4達成!おめでとうございます!
症例2 膝内側の痛み(サブ4)

膝蓋軟骨軟化症.1週間前に追い込みをしていて違和感を感じていたものの完走.3週前からランジ,スクワットなどで筋トレをしていたとの事.レントゲンではお皿の形が悪く,予想可能なランニング障害でした.それでも,サブ4達成!(拍手) しばらくリハビリが必要と思います.
症例3 足関節外側の痛み(サブ6)

腓骨筋腱損傷.ハーフあたりで足関節外側が急に痛くなり,以後歩いて何とか完走.軟骨損傷かと思いましたが,触診では腓骨筋腱損傷.捻挫と思って放置する場合が少なくありませんが,これが結構痛みが残ります.