柔道家・野村忠宏

2007年5月に右膝前十字靭帯断裂内側側副靭帯損傷半月板損傷、大腿骨外果骨挫傷後、10か月ぶりの試合となるドイツ国際復帰戦で準優勝。

決勝まですべて一本勝ちで決勝に進むも、決勝では去年の世界選手権3位のオーストリアのペイシャー選手と対戦。足払いにいったところを返されて一本を取られ、惜しくも準優勝。

2007年08月|柔道家・野村忠宏のブログ 『Nomura Style』によると

”手術をすれば、どんなに早くても復帰まで半年。どうしても世界選手権に出場したいという思いで、手術は受けずに、競技を続けることを決めました。”

と、あります。さらに

”相手の技を受ける部分で不安があり、試合では禁止されている金属入りサポーターを外し、相手の技を受けながらの稽古をしたところ、悲しいくらい自分の柔道が出来ませんでした。膝の不安定さと、怪我に対する恐怖心が大きな原因です。”

とのこと。(続く…)