松坂大輔投手 復帰まで1年かかる靱帯再建手術の可能性

尺内側側副靭帯損傷

レッドソックス・松坂大輔投手(30)が違和感を訴えた右肘は、肘内側側副靱帯損傷。球団の発表では通算6度目の故障者リスト(DL)入りとともに,17日に受けたMRI(磁気共鳴画像)検査で右肘の内側側副靱帯損傷と屈筋群の炎症が見つかり,2週間後の再検査まで投球を控えることを発表した.一部米メディアは復帰まで1年かかる靱帯再建手術の可能性にも触れた.

 肘尺側(内側)側副靭帯再建術は1974年,かの有名なフランクジョーブがドジャーズの投手に行った靭帯再建術.膝前十字靱帯再建術と同様,切れた靭帯をつなぎ合わせる(修復術)ではなく,長掌筋腱やハムストリングスの腱などを用いて新たに靭帯を再建する手術法.

 村田兆治,桑田真澄の時代から肘の故障者はジョーブの元へ渡米して手術していた.現在は日本でもスーパードクターがいっぱいいます.