タイガー・ウッズ(Tiger Woods)は、左膝の手術を受けるため、今シーズンの残りのPGAツアーを欠場。
2008年全米オープン選手権3日目ウッズはドライバーを振るたびに痛みに顔をしかめ、左膝が回らないためにほとんどが右側のラフへ。ラフといってもフェアウエイからとんでもなくはずれ、観客の踏み固めた芝の上、逆に彼にとっては深いラフよりもリカバリーが楽だったっことは間違いない。フェアウェイキープ率は60%台。見ていても痛々しく、みんながタイガーを応援していました。
そんな彼を救ったのはグリーン周り。17番ホールはグリーン手前20ヤードから打ったウェッジが1バウンドでピンに当たりチップインバーディー、あたらなければ3-4ヤードはオーバーしていたはず。18番ホールはピン奥10mからのイーグルパット。2m以上は右に打ち出されたボールが勢いを失うと左に90度角度を代え、下りラインに乗ってカップイン。こんなの劇画のような世界、当たり前のようにドラマを作ってくれる彼のプレーには魅了されます。
ハンデ制もいいけど、カップがハンデに応じてバケツ(ハンデ30cm!)みたいに大きくしてくれるなら、プロと同じイメージでプレーができるのでは、と思うのは私だけでしょうか?