がんばれ 日本柔道

 前十字靭帯損傷はまさにそのとおり、日常生活動作より、運動時の不安感がスポーツ復帰に大きな障害となります。

手術をして、試合復帰には8ヶ月、世界柔道はもちろん北京五輪にも間に合うかどうか、という手術ですので、トップアスリートとして手術をしない選択をしたことは正解だと思います。

が、すべての人に保存療法が薦められるわけではありません。

前十字靭帯損傷自体は時間が経つにつれ、軟骨の元気な若い人の膝の痛みは軽減していきますが、1年以内に90%の確率で半月板が損傷し、5-10年後以降に変形性膝関節症に移行、膝痛が出現します。膝を捻って痛み、腫れが続くときは専門医の正確な診断のもと、適切な治療が必要です。稲毛整形外科千葉スポーツクリニックでは自院MRIによる画像診断を取り入れております。

ところで、北京五輪後、柔道の採点方式が見直され、「技あり」や「効果」が消えるかもしれないとのこと。日本の伝統 柔道の本質が何も変わっていないのに不思議な感じです。とりあえず、がんばれ 日本! がんばれ 日本柔道!

柔道家・野村忠宏

2007年5月に右膝前十字靭帯断裂内側側副靭帯損傷半月板損傷、大腿骨外果骨挫傷後、10か月ぶりの試合となるドイツ国際復帰戦で準優勝。

決勝まですべて一本勝ちで決勝に進むも、決勝では去年の世界選手権3位のオーストリアのペイシャー選手と対戦。足払いにいったところを返されて一本を取られ、惜しくも準優勝。

2007年08月|柔道家・野村忠宏のブログ 『Nomura Style』によると

”手術をすれば、どんなに早くても復帰まで半年。どうしても世界選手権に出場したいという思いで、手術は受けずに、競技を続けることを決めました。”

と、あります。さらに

”相手の技を受ける部分で不安があり、試合では禁止されている金属入りサポーターを外し、相手の技を受けながらの稽古をしたところ、悲しいくらい自分の柔道が出来ませんでした。膝の不安定さと、怪我に対する恐怖心が大きな原因です。”

とのこと。(続く…)

左膝蓋腱断裂

2/13 ACミランの元ブラジル代表FWロナウド(31)が左膝蓋腱断裂の重症。

1999年と2000年には2度にわたる右膝前十字靱帯損傷で復帰に1年半を要したものの、2002日韓ワールドカップで得点王になり、ブラジルの5度目の優勝に貢献したことは有名です。再起を期待しています。

ところで靱帯と腱の違いはご存知ですか?

どちらも顕微鏡でみると(専門用語で組織学的に)同様の構造、試験管ですりつぶして分析して見ても(生化学的に)同様の組成です。肉眼的に骨と骨をつないでいるのが靱帯。骨と筋肉をつないでいるのが腱ということになっています。

膝蓋腱はお皿といわれている膝蓋骨とすねの骨(脛骨)をつないでいるので膝蓋靱帯とも言ってもいいのですが、膝蓋骨を副骨(腱の一部)としてとらえると大腿四頭筋腱の一部ということができ、どちらともいえます。

競技力向上のためのキーワード

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上記キーワードでわからないものがあったらネットで検索して、競技力向上にお役立てください(^_^)