肘部管症候群・遅発性尺骨神経麻痺

肘部管症候群・遅発性尺骨神経麻痺

肘部管症候群・遅発性尺骨神経麻痺

 肘部管症候群・遅発性尺骨神経麻痺は,尺骨神経が肘関節を通過する部位で圧迫されることにより麻痺を起こす疾患で,手指の第4,5指の知覚障害と、手指を閉じたり開いたりする運動障害が主症状となります.

肘部管症候群・遅発性尺骨神経麻痺の症状

 尺骨神経は小指と薬指の小指側の半分の部分の感覚を支配しており、肘部管症候群・遅発性尺骨神経麻痺では,薬指の外側と小指のしびれが初期症状です.

肘部管症候群・遅発性尺骨神経麻痺の原因と病態

 肘部管症候群には、さまざまな原因がありますが、幼小児期の肘周辺部の骨折(上腕骨外顆骨折)の後にしばしばみられ,遅発性尺骨神経麻痺として知られています。

肘部管症候群・遅発性尺骨神経麻痺の治療

 肘部管症候群・遅発性尺骨神経麻痺の治療としては,軽症例では飲み薬や理学療法などの保存的治療を行います.障害を受けている神経の周囲にブロック注射を行なうこともありますが,高度な内反肘による遅発性尺骨神経麻痺や保存療法に抵抗する症例では尺骨神経移行術や骨切術などの手術療法が必要になることがあります.