スポーツ栄養学

インターバルトレーニング

スポーツリハビリテーション―最新の理論と実践  守屋 秀繁 (翻訳) 基礎医学 靭帯 南出正順

 インターバルトレーニングは,短いトレーニング時間で有酸素運動以上の脂肪燃焼効果を達成でき,時間のない方のダイエットにも最適なトレーニング方法です.

ダイエット

 インターバルトレーニングとは,高強度の運動を繰り返し,行うトレーニング方法で,それぞれのセット間の休憩は出来るだけ短く,もしくは軽いエクササイズを行います.
 トレーニング強度が増すと,新陳代謝は大きくなりますが,短時間のトレーニングでは,体内の糖質が消費されるだけで,体脂肪を燃やすまでには至りません.一般的には30分以上の有酸素運動をしないと,体脂肪を糖質に変える酵素が働き始めないため,ダイエットには高強度の運動は不向きと考えられています.
 しかし,高強度の運動を繰り返し行うことによって,有酸素運動より遥かに短い時間で体脂肪を糖質に変える酵素を活性化できることが,わかってきました.高強度の運動を繰り返し行う,インターバルトレーニングは精神的にもきついものもありますが,短時間で心肺機能の向上とダイエットに最大の効果を生む,有効なトレーニング方法といえます.

競技力向上

 インターバルトレーニングは,競技力向上にかかせないエクササイズです.同じ動きを何度も,何セットも繰り返す事で,運動神経が向上します.最大運動強度の90%を十数回繰り返すことで,心肺機能を向上させ,反復して動作を体に覚えさせることで,競技能力の向上をはかります.

ランニング ヤッソ800

 ヤッソ800とはランニング雑誌ランナーズワールドのバート・ヤッソ氏が2001年に考案した計算式で,800mを何分で走れたかで,フルマラソンのタイムが予測できるというもの.
逆に,フルマラソンの目標タイムの時間を分に,分を秒に変えて,800m走を10本,インターバルは400mのjogでつなぐインターバルトレーニングが注目されています.
 例えば,フルマラソン 4時間30分 が目標であれば 800mを4分30秒×10本,インターバルは400mを同じタイムでつなぐ,ということ.インターバルトレーニング(ヤッソ800)は目標とする大会の2,3ヶ月前から始めます.最初の週は800mX4本から始め,週ごとに1本ずつ,10本まで増やし,本番2週間前までにワークアウトを終了する.週末のLSDや通常のランニングも欠いてはいけないとのこと.