月刊フィットネスジャーナル取材

月刊フィットネスジャーナル

今週は盆休み明け早々フィットネスジャーナルの取材.

フィットネスジャーナルはインストラクターから愛好家まで、 すべてのフィットネスピープルを応援する月刊誌だそうです.

さっと目を通してみると,技の解説だけでなく,身体の機能を詳細に解説し,よりスキルアップできるような特集も盛りだくさんです.

今回の取材のテーマは足(foot)の機能解剖について.

エアロビやダンスの特性として,一定のスペースの中での運動で,横方向の動きが多いこと.ランニングに関しては足の機能は詳細に科学されていますが,横方向の動きはまだまだ.

足の役割を語るなかで教えていただいたのは,エアロビではありえない動きが好まれるという事.最大心拍数にせまる運動で,あの笑顔もありえないです.

痛風発作|身に覚えのない痛み

暑い夏が続きますが,最近多いのが痛風発作.

痛風の発作は血液中の尿酸が足の親指や足くびの関節に結晶を作り,発作を起こします.安静にしていてもズキズキと痛く,赤く腫れあがります.

会社勤めの方は毎年定期健診を受けておられるので,尿酸値が高いことを知っている方がほとんどですが,まさか自分が痛風発作を起こすとは考えません.

うすうす感づいて来院するものの,痛風の診断を受けると,やっぱりがっかりです.

夏場は脱水になりやすく,夜寝ている間に発作を起こすこともしばしば.スポーツで汗をかいた後,おいしいビールを飲みすぎた後などはしっかり水分補給してから寝ると,とりあえずは発作を防げるかもしれません.

身に覚えのある方は試してみてください.

足ゆびの骨折|骨折とわかれば痛みも我慢できる

足趾基節骨骨折 足の指(足趾)は結構,テーブルの脚や段差にぶつけるもの.
内出血していたら,なにかが切れたか,壊れた証拠.
 意外に,放置しがちですが,趾のつけ根まで紫色になっていたら,ひびが入っていると考えたほうが,無難です.
 足趾が横に曲がったままで,戻してもまた曲がってしまう場合は,脱臼や骨折の可能性大です.
 レントゲンを撮るメリットは,適切な固定期間,固定方法(テーピングでいいのか,厳重に副木をしなければならないのか)がわかることに加え,骨折しているとわかっていれば我慢できる痛みになることです.

週刊文春に取材記事が掲載されました.

 

週刊文春の5/28号でマラソンが赤血球を破壊する というショッキングな見出しになっていますが,鉄分をしっかり補給すれば大丈夫です.

私にとってもショッキングな内容.ランナー膝やぎっくり腰の話を

あんなに説明したのに・・・

 

受診時,月間走行距離やランニングフォームを説明しないと,原因不明の

貧血として,精密検査が必要といわれることになります.

心当たりのある方は,内科のスポーツドクターを受診してください.

尿が変色し,ミオグロビン尿や血色素(ヘモグロビン)尿といわれたら要注意です.