靴・シューズ選びのポイント

 靴・シューズ選びのポイントはまずデザイン.靴選びはその人となりが出るので,重要な要素です.

 でも,お気に入りの靴を履きつぶすまで毎日履いて,だめになったら次の靴に買い換える方は要注意.

 ソールは日々確実に減っていきます.毎日同じ片減りした靴を履いていると,腰膝にかかる負担が,知らないうちに,腰痛,膝痛の原因となっていることがあります.

 靴は消耗品です. 履きたい靴が見つかったら靴・シューズ選びのポイントを参考に,この際,もう一足選んで気分で靴を履き替えてください.

ホノルルマラソン

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ホノルルでフルマラソン初挑戦のランナー.

数週間前に靴の紐を締めすぎたまま30km走った直後,足背から下腿前面に赤い筋状の腫れと痛みが出てしまいました.

腫れはすぐひいたものの,その後,階段歩行も痛みが続くため,走ることもできないまま,来院時は下腿前脛骨筋の筋膜炎を起こしていました.

おそらく,当初,足背から下腿にかけてのリンパ管炎を起こしていたものと考えられます.

ホノルルマラソン2008

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毎年,この時期になるとホノルルマラソンに参加される方が数名こられます.

昨年のホノルルマラソン参加者は27,829名(内日本人17,056名)とのこと.また,制限時間がなく,安心して走れるホノルルマラソンは初マラソンのランナーが半数を占め,日本人参加者の多さに比例して,当院を受診される方が多いのも納得です.

夏ごろから走りこんできて,本格的に走行距離を伸ばしてくると,いろいろなところに障害が出てきます.主なものは,ランナー膝,シンスプリント,足底腱膜炎,外脛骨障害等等.すべてレントゲンは異常なしと言われて来院されるケースが,多くみられ,あと2週間で改善できるものはそう多くありませんが,稲毛整形外科でも何とか知恵を絞って対応しています.

フルマラソン完走後は,大腿骨や脛骨,踵骨の疲労骨折や骨挫傷で痛みがしばらく続きます.MRIで骨の中の変化を認めたら,1ヶ月は過度な練習を控えなくてはなりません.帰国後,1週間経っても痛みが取れないときは,スポーツドクターのいる整形外科を受診してください.

皆様の完走を,寒い寒い日本から応援しております.

福士加代子失速 ハンガーノック

陸上界のスーパーヒロイン福士加代子(ワコール)も失速。

(大阪国際女子マラソン1月27日・大阪長居陸上競技場)

 改めて35kmの壁という言葉を思い出しました。日本の一流陸上チームですから、高地トレーニング(少し短かったけど)カーボローディングなどのコンディショニングなどは完璧だったはずですが、ハイペース過ぎて、エネルギーを使い果たしてハンガーノックといわれる症状に。40km走をこなしていなかったとの事で、ペース配分=エネルギー配分を間違えてしまった。

 マラソン競技自体がリッター9kmで走る車が燃料を4リットルしかつめなくて、どうやって残りの7kmをどこでエコランするか見たいなところがあり、どうしても駆け引き(競技者同士に加え、自分の体とも)が必要なのかもしれません。

 カーボローディングはいつもは2リットルしか積めない車に4リットル詰め込むテクニックです。

 福士の前半の走りはリッター8km!マラソン界の常識が覆されるのかもと見ていました。次回はカーボローディングでガソリン5リットル載せてやってくれると思います。 ガンバレ!福士加代子!

PS. スポーツドクター的には3回転倒したら失格などの議論が起こりそうです。