稲毛整形外科|工事終了しました

IMG_4264外壁塗装工事がおわりました.

外観はコンクリート打ち放しのためどこを直したの?

と聞かれるほど変わっていません.(^^;

ペンキで灰色に塗りつぶしたり,打ち放し風の塗装を勧める業者もありましたが,経年変化に伴うコンクリートの風合いを楽しみながら年を重ねていきたいと思います.

工事中はご迷惑をおかけしました.

これからもよろしくお願いいたします.

リトルリーグ肩|上腕骨近位骨端線離開

リトルリーグ肩
こどもの野球肩は大人の野球肩と異なり,上腕骨の成長軟骨での障害が多く認められます.

成長軟骨に過大な力が加わると骨折するのですが,成長線の部分の骨折なのでレントゲンでは判別できません.診断は圧痛点や可動域などの診察による臨床所見で判断します.

画像は明らかに骨折していた野球少年の肩のレントゲン画像です.初診時(左)よく見るとすでに骨の隆起が見られますが,3週後のレントゲンでははっきりと仮骨が形成されています.これでひとまずは治った状態としていいのですが,原因となる投球フォームや練習頻度などを修正しないと同じことの繰り返しになってしまうので要注意です.

ここまで明らかに成長軟骨の部分で骨折していると,骨端線の部分で成長することができなくなり,将来的に骨の変形や上肢長の左右差が出たりする可能性があります.

肩鎖関節脱臼|手術治療

肩鎖関節脱臼肩から落下して鎖骨が折れて飛び出してる

という患者さんには,まず,肩関節を覆っている骨は肩甲骨で,肩甲骨と鎖骨の継ぎ目,いわゆる肩鎖関節というところの靭帯が切れて,脱臼しているということの説明から始めます.

右写真の黄矢印のところが肩鎖関節で,通常は同じ高さにあるのですが,鎖骨が筋肉に引っ張られて上のほうに転位しており,そこが飛び出したように見えるのです.

脱臼の程度により,痛み方も様々ですが,通常は2,3週間で痛みが取れるので,急性期の鎮痛処置だけで治療は終わりますが,跳ね上がった鎖骨端の外観上の変形は残ってしまいます.

この変形を治そうとすると,手術が必要になるのですが,いまだにいい手術法がなく,日本骨折治療学会のホームページでも ”各医療機関の得意な方法で手術をしています。各医療機関にて詳しい説明を受けて下さい。” とあります.

いい手術法,いわゆるgolden standard(標準)といわれる方法がないのはなにをやってもいい悪いは別にして結果(予後)は現段階では同じということだと思います.