ホノルルマラソン2008

20070814

毎年,この時期になるとホノルルマラソンに参加される方が数名こられます.

昨年のホノルルマラソン参加者は27,829名(内日本人17,056名)とのこと.また,制限時間がなく,安心して走れるホノルルマラソンは初マラソンのランナーが半数を占め,日本人参加者の多さに比例して,当院を受診される方が多いのも納得です.

夏ごろから走りこんできて,本格的に走行距離を伸ばしてくると,いろいろなところに障害が出てきます.主なものは,ランナー膝,シンスプリント,足底腱膜炎,外脛骨障害等等.すべてレントゲンは異常なしと言われて来院されるケースが,多くみられ,あと2週間で改善できるものはそう多くありませんが,稲毛整形外科でも何とか知恵を絞って対応しています.

フルマラソン完走後は,大腿骨や脛骨,踵骨の疲労骨折や骨挫傷で痛みがしばらく続きます.MRIで骨の中の変化を認めたら,1ヶ月は過度な練習を控えなくてはなりません.帰国後,1週間経っても痛みが取れないときは,スポーツドクターのいる整形外科を受診してください.

皆様の完走を,寒い寒い日本から応援しております.